米Sybaseは3月18日(米国時間)、モバイル向けソフトウェアプラットフォーム「Information Anywhere Suite」で「iPhone」をサポートすると発表した。「Lotus Domino」「Microsoft Exchange」を利用した電子メールを安全に利用できるという。3月末から対応する。
Information Anywhere Suiteは、電子メール、デバイス管理、セキュリティ、バックオフィスアプリケーションとの連携などを組み合わせたソフトウェアプラットフォーム。Symbian、Windows MobileなどのOSを搭載した携帯電話をサポートしており、これにiPhoneを追加した。
電子メール技術はLotus Domino R6/7/8とMicrosoft Exchange 2000/2003/2007に対応しており、企業は既存の電子メールインフラを変更することなく、iPhoneに企業の電子メールをプッシュ形式で配信できるという。Webブラウザベースの電子メールよりもリッチで高速なユーザーエクスペリエンスを提供、オフラインでも利用できる。
また、安全性が特徴で、アウトバウンド接続モデルでセキュリティを強化。インバウンド通信ポートを開設する必要はなく、接続はファイアウォール内のDMZ(非武装地帯)で確立されるため、セキュリティへの懸念を緩和できるとしている。このほか、添付ファイル制限、ユーザーアクセス保護、電子メールデータの削除などのセキュリティ技術も提供する。
■ URL
米Sybase
http://www.sybase.com/
プレスリリース(英文)
http://www.sybase.com/detail?id=1056447
( Infostand )
2008/03/19 09:00
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