米Hewlett-Packard(HP)は3月31日(米国時間)、中規模企業向けの製品・サービスを発表、同日提供を開始した。ブレードサーバーなどのハードウェアや、CRMの設定オプション拡大、リモートアクセス技術などで、同市場向けを強化する。
ハードウェアでは、ブレードサーバー「HP ProLiant BL260c G5」とラックマウント型の「HP ProLiant DL120 G5」の2機種を発表、中規模企業向けサーバーラインを8機種に拡大した。
「BL260c G5」は「HP BladeSystem c3000」および「HP BladeSystem c7000」向けで、CRMなどの業務アプリケーション、Webアプリケーションへの対応を強化、コストを20%削減し、電力消費効率を64%改善したという。支店や遠隔オフィスに最適としている。「DL120 G5」はIntel Xeonを搭載したシングルプロセッササーバーで、メインメモリは24GB、RAIDをサポートする。価格は「BL260c G5」が1,199ドルから。「DL120 G5」が699ドルから。
CRMでは、「Microsoft Dynamics CRM」に加えて、「Oracle Siebel CRM Professional Edition」にもサポートを拡大する。Oracleの検証済みで、実装時間と価格を短縮し、管理を改善できるという。またLinuxは「HP Insight Control Environment for Linux」によって、サーバー/クラスタ環境の実装を容易にする。
リモートアクセスでは、中規模向けの「HP Secure Remote Access」を発表した。「Citrix Access Essentials」「Microsoft Windows Server 2003」「Microsoft Small Business Server 2003 R2」に対応。遠隔から事業情報に安全にアクセスできるという。
■ URL
米Hewlett-Packard(HP)
http://www.hp.com/
プレスリリース(英文)
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/2008/080331xa.html?mtxs=rss-corp-news
( Infostand )
2008/04/01 09:08
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