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米Yahoo!が「Google AdSense」を試験導入、米Microsoftが独占を懸念
米Yahoo!は4月9日(米国時間)、自社検索サービスで米Googleの検索連動広告「Google AdSense for Search」を試験導入すると発表した。これに対し、買収を仕掛けている米Microsoftは市場独占を懸念する声明を発表した。
Yahoo!の発表によると、最長2週間の期間限定で、Yahoo.comにGoogle AdSenseを試験的に導入する。対象となるのは米国内のYahoo.comへのトラフィックだけで、サーチクエリの3%以下。アフィリエイトなどのパートナーは含めないという。
Yahoo!では試験導入について、AdSenseへの参加を決めたわけでも、Googleとの関係を強化するものでもないと説明。「株主への価値を最大化するための戦略的な選択肢を模索するため」としている。
しかし、Yahoo!買収を提案しているMicrosoftが5日に、受け入れ決断を3週間以内に区切ったばかりで、同社の要求をけん制する意図があるとの見方が広がっている。
Microsoftは即日、声明を発表、「どのような合意であっても、Googleは検索広告市場で90%以上のシェアを占めており、市場の競争を阻害する」(法務本部ジェネラルカウンセルのBrad Smith氏)と市場独占への懸念を表明した。
米The Wall Street Journal紙などによると、買収問題でYahoo!は米TimeWarnerのAOLと経営統合の話し合いを進めており、Microsoftは米News Corp.と共同で買収する案を協議しているという。
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URL
米Yahoo!
http://www.yahoo.com/
米Yahoo!のプレスリリース(英文)
http://yhoo.client.shareholder.com/ReleaseDetail.cfm?&ReleaseID=303999
米Microsoftのプレスリリース(英文)
http://www.microsoft.com/Presspass/press/2008/apr08/04-09statementPR.mspx
( Infostand )
2008/04/11 09:00
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