米Sun Microsystemsは6月18日(現地時間)、高性能コンピューティング(HPC)向けのx64ブレードサーバー「Sun Blade X6450 Server Module」を発表、提供を開始した。デュアル/クアッドコアの「Intel Xeon 7000」シリーズを4基搭載し、メモリ容量や消費電力を改善した。
デュアルコアまたはクアッドコアのXeon 7000シリーズを4基搭載。「Sun Blade 6000」「Sun Blade 6048」のシャーシ、SunのHPCプラットフォーム「Sun Constellation Systems」をサポートし、製造業、エネルギーなどの業種特化型アプリケーション、バックエンド、仮想化、HPCなどに向くという。
Solaris 10、Windows、Linux、VMwareをサポート。64ビットにマイグレートする32ビットアプリケーションもサポートする。ブレード1枚あたり24のDIMMスロットを搭載し、最大メモリは192GB(8GBのDIMMを利用時)。I/Oを独立させることで、ホットプラグに対応した。
Sun Blade 6048に搭載した場合、ラックあたりのコア数は768となり、ピーク時の性能は7.37 TFLOPS超。競合他社の同等製品と比べて、コアで71%、メモリ容量で50%の高キャパシティになるという。価格は最小構成で8,655ドルから。
ドイツで開催中の「International Supercomputing Conference 2008」で発表した。
■ URL
米Sun Microsystems
http://www.sun.com/
プレスリリース(英文)
http://www.sun.com/aboutsun/pr/2008-06/sunflash.20080618.2.xml
( Infostand )
2008/06/19 08:55
|