米Hewlett-Packard(HP)は6月18日(米国時間)、米VMwareとの提携を拡大し、自社の管理技術をVMwareの仮想技術に対応させたソフトウェア3種を発表した。仮想環境と物理環境の両方をシームレスに自動化・管理できるという。
これまでのインターフェイスレベルでの統合から、製品レベルで仮想化技術を連携できるようにする。具体的には、HPのビジネス管理最適化ソフトウェアをVMwareの仮想化プラットフォームを統合。監視、検出、変更プロセスなどの機能を提供する。
製品は、物理環境と仮想環境をモニタリングする「HP Business Service Management」、仮想化された環境を検出し変更を追跡・レポーティングする「HP Discovery and Dependency Mapping and HP Universal CMDB」、物理環境と仮想環境での変更プロセスを自動化する「HP Business Service Automation」の3種類。
ほかにも両社は、VMwareの仮想化ソフトウェア「VMware Infrastructure 3」とHPの管理ソフトウェア「HP Insight Control Environment」に自動化機能を加えたソフトウェアバンドルを提供する。これによって物理環境と仮想環境を包括的に管理できるという。
■ URL
米Hewlett-Packard
http://www.hp.com/
プレスリリース(英文)
http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press/2008/080618b.html?mtxs=rss-corp-news
( Infostand )
2008/06/20 08:45
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