米Rackable Systemsは6月23日(米国時間)、「XE(Extreme Efficiency)」ブランドの高密度サーバー新製品を発表した。2Uで奥行き15.5センチのラックマウント型や、1Uに最大21コアを実装可能なブレードソリューションなどで、省電力性能と高密度実装を向上させた。HPCやクラウドコンピューティングがターゲットで30日以内に出荷する。
「XE2004-SC1」「XE2006-SC1」「XE2006-F1」は同社が“Half-Depth”と呼ぶ奥行き15.5センチの2Uタイプで、クアッドコアCPUに対応したデュアルソケットのボードを2枚搭載する。「XE2004-SC1」と「XE2006-SC1」はIntel Xeonを、「XE2006-F1」はAMD Opteronを採用。通常のデータセンターや同社のコンテナ型データセンター「ICE Cube」で実装できる。
ICE Cube向けの2Uサーバー「XE2208-SC1」は、Intel対応デュアルソケットボードを4枚搭載、ICE Cubeの実装密度を倍増して計2万2400コアを搭載可能とする。
ハイブリッド型ブレードソリューションの「Scale Out Blade ST2000」は、9Uラックマウントの“Half-Depth”サーバーで、クアッドコアXeon対応デュアルソケットブレード12枚をマウント。3個の電源モジュールを搭載する。1Uあたり最大21コアが可能という。
■ URL
米Rackable Systems
http://www.rackable.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.rackable.com/news/pressrelease.aspx?prid=371
( Infostand )
2008/06/24 08:52
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