米Parallelsは6月24日(米国時間)、デスクトップ仮想化で米Quest Softwareと提携し、両社の製品を組み合わせたソフトウェアバンドルを提供すると発表した。「コンテナ」アプローチで高密度なデスクトップ仮想化を実現するという。
ParallelsのOS仮想化技術「Parallels Virtuozzo Container」とQuestのデスクトップ管理スイート「Provision Networks Virtual Access Suite」を組み合わせ、Windowsの仮想デスクトップインフラ(VDI)として提供。管理負担を軽減して、セキュリティを改善するほか、規制順守にも対応するという。
Parallels Virtuozzo Containerは、OSのシステムインスタンスを「コンテナ」に動的に分割するのが特徴で、ネイティブなサーバー性能を提供。また高密度化によって、管理も容易にできるという。
Virtual Access Suiteは、マルチプラットフォームに対応したデスクトップライフサイクル管理機能を持つソリューションで、自動プロビジョニング、タスク実行の自動スケジューリング、ブローカー、Sysprep(System Preparation Utility)編集などの包括的な機能を持つ。
■ URL
米Parallels
http://www.parallels.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.parallels.com/en/news/id,14454
( Infostand )
2008/06/25 08:49
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