米Microsoftは7月8日(米国時間)、ホスティング形式で企業向けにアプリケーションを提供する「Microsoft Online Services」で、「Deskless Worker Suite」と「Business Productivity Online Suite」の2つのスイート製品を発表。米国向けにベータ版申込受付を開始した。
Microsoft Online Servicesは、Microsoftまたはパートナーがホスティングして、SaaS形式でソフトウェアを配信するサービス。スイートでも単品でも利用でき、さまざまな企業のニーズに応えるとしている。同日の発表によると、カスタマイズして販売するパートナーは、最初の年の契約額の12%と、その後のサブスクリプション料金の6%を受け取れるという。
Deskless Worker Suiteは、PCを頻繁に利用しないユーザー向けで、電子メール/スケジュール帳などの「Exchange Online Deskless Worker」と「SharePoint Online Deskless Worker」で構成。料金は1ユーザーあたり月額3ドル。
Business Productivity Online SuiteはPCをよく利用する情報ワーカー向けで、「Exchange Online」「Office SharePoint Online」「Office Communications Online」「Office Live Meeting」の4製品のパッケージ。1ユーザーあたり月額15ドル。
■ URL
米Microsoft
http://www.microsoft.com/
プレスリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2008/jul08/07-08BOSGWPCAPR.mspx
( Infostand )
2008/07/09 08:59
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