米Sun Microsystemsは7月23日(米国時間)、オープンソースのID管理・シングルサインオン技術「OpenSSO」向けのサービス「Sun OpenSSO Express」を発表した。エンタープライズレベルのサービスを提供することで、企業の採用を促進する。
OpenSSOはシングルサインオン、アクセス管理、フェデレーションなどのID管理技術を開発するオープンソースプロジェクトとそのソフトウェア。SAML 2.0、XACML、WS-Federationなどの標準技術をベースに、OpenID、Information Cardsなどのサブプロジェクトも持っており、Sunが中心となって開発を進めている。
OpenSSO Expressは、OpenSSOを利用する企業・組織に、Sunの専門技術を利用して、エンタープライズレベルのサポートと免責保証を提供するサービス。ほぼ3カ月おきにリリースすることで、顧客は最新技術を利用できるという。
Standard、Premium、Premium Plusの3エディションがあり、「Sun Java System Access Manager」「Sun Java Identity Management Suite」「Java Enterprise System」の顧客は追加コストなしで利用できる。
■ URL
米Sun Microsystems
http://www.sun.com/
プレスリリース(英文)
http://www.sun.com/aboutsun/pr/2008-07/sunflash.20080723.1.xml
( Infostand )
2008/07/24 08:50
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