Enterprise Watch
最新ニュース

米Red Hat、RHELのサポート体系を変更-フルサポート期間を4年間に


 米Red Hatは7月23日(米国時間)、主力製品「Red Hat Enterprise Linux」のサポート体系を変更すると発表した。フルサポート期間を3年から4年に延長。メンテナンス期間を3年から2年に短縮する。バージョン2.1、3、4、5に適用される。

 新体系で、各サポートフェイズの名称も変更。「Production 1」(旧名称Full Support)、「Production 2」(同Deployment、Transition)、「Production 3」(同Maintenance)とした。各フェイズの期間と内容は次の通り。期間は製品出荷日から起算する。

・「Production 1」(4年間):新しいハードウェア対応、一部のソフトウェア機能強化、バグフィックス(中、高、優先レベル)、セキュリティパッチ(重要、最重要レベル)

・「Production 2」(1年間):一部の新しいハードウェア対応、バグフィックス(高、優先レベル)、セキュリティパッチ(重要、最重要レベル)

・「Production 3」(2年間):バグフィックス(ミッションクリティカルなもののみ)、セキュリティパッチ(重要、最重要レベル)



URL
  米Red Hat
  http://www.redhat.com/
  公式ブログ(英文)
  http://www.press.redhat.com/2008/07/23/support-for-red-hat-enterprise-linux-improved-through-enhanced-product-life-cycle/#more-427
  ライフサイクルポリシー
  http://www.redhat.com/security/updates/errata/


( Infostand )
2008/07/25 09:00

Enterprise Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.