米VMwareは8月4日(米国時間)、仮想ラボ自動化システムの最新版「VMware Lab Manager 3」を発表した。複数の異なる組織による共有に対応し、仮想化インフラ「VMware Infrastracture」との連携を強化して、開発や品質保証作業を包括的に支援する。8月7日から販売する。
Lab Managerは、ソフトウェア開発や品質管理向けの仮想ラボ自動化システムで、必要に応じてリソースを割り当てる。最新版では、新たに複数の組織に対応する機能を追加。一度のインストールで、ローカル・分散環境に関係なく、複数の部門やグループがリソースを利用できるようIT管理者はユーザーの役割やアクセス権を設定・管理できるようになった。また「Microsoft Active Directory」との統合も可能で、MicrosoftとVMwareの両環境を中央から管理できるという。
「VMware Infrastructure 3」との統合も強化。高可用を提供する「VMware HA」、仮想マシンリソースの自動化・モニタリングを行う「VMware Distributed Resource Scheduler」などの機能を活用でき、ハードウェア障害などへの対応を改善できるという。価格は1CPUあたり1,295ドル。
■ URL
米VMware
http://www.vmware.com/
プレスリリース(英文)
http://www.vmware.com/company/news/releases/labmanager3.html
( Infostand )
2008/08/06 08:49
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