米IBMは8月8日(米国時間)、業務アプリケーションのモバイル対応を支援するコンサルティング・実装サービス「Mobility@Work」を発表した。ビジネスユーザーが米Appleの「iPhone」などの携帯端末で業務アプリケーションを利用できるようコンサルティングとソフトウェアの両面で支援する。
「デスクトップの機能をモバイルに」がコンセプト。iPhoneのほか、Blackberry、Symbian/S60対応スマートフォンなど、あらゆる種類のモバイル端末、ノートPCをサポート。企業がどのアプリケーションをモバイルに対応させるかの評価から実装までを支援する。
ソリューションは安全なアクセスや堅牢性などを特徴とする。IBM Researchが開発した分析ソフトウェアを組み合わせ、生産性の改善、コスト削減などを実現するという。
またあわせて、「IBM Rational Business Developer」「IBM Rational Host Access Transformation Services(HATS)」「IBM WebSphere Business Monitor」などのモバイル向けソフトウェアも発表した。
Rational Business Developerは開発ツールで、「Enterprise Generation Language(EGL)」を使ってメインフレームとモバイルの両方に対応するWeb 2.0アプリケーションを開発できる。これらの新製品は、IBMのモバイル向けBI「IBM Cognos 8 Go! Mobile」など既存モバイルソフトウェアと連携可能。
■ URL
米IBM
http://www.ibm.com/
プレスリリース(英文)
http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/24854.wss
( Infostand )
2008/08/11 09:04
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