米IBMは9月2日(現地時間)、テレコム向けブレードサーバー「IBM BladeCenter PN41」を発表した。シャーシ「BladeCenter H」または「BladeCenter HT」向けで、DDoS攻撃などセキュリティ脅威に対応しつつ、パフォーマンスを改善するという。10月に提供を開始する。
セキュリティプロバイダの米CloudShieldのDPI(Deep Packet Inspection)をブレードで初めてサポートし、データストリーミングなどネットワークのパケットを検証する。ネットワークトラフィックを管理することで、DDoS攻撃やウイルスなどの脅威から保護し、同時にパフォーマンスを改善できるという。このほか、イスラエルのCheck Point Software Technologiesのセキュリティ処理性能技術「SecureXL」などもサポートした。
IBMはテレコム統合セキュリティソリューションとして、ハードウェア、ソフトウェア、サービスを統合したフレームワークを提供していく計画で、その中でBladeCenter PN41は重要な製品となる。今後、IBM Business Partnerなどから最適な技術を組み合わせて導入できるよう、エコシステムを確立していくという。
■ URL
米IBM
http://www.ibm.com/
プレスリリース(英文)
http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/25029.wss
( Infostand )
2008/09/03 08:54
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