米NComputingは10月13日(米国時間)、インド南部のアンドラプラデシュ州の教育向けに自社シンクライアントソリューション「NComputing X300」が採用されたと発表した。約5,000の学校にコンピュータ計5万席を構築して、約180万人の生徒が利用する。
同社のシンクライアント技術を利用して、単一のPCで複数の仮想デスクトップを構築。1台のPCで最大7ユーザーまで共有可能にして、使われていないキャパシティを有効活用する。これによって、約2000万ドルの設備投資額を節約できるほか、電力使用も最大90%少なくて済むという。
システムは「Microsoft Windows Server」をベースに、「Microsoft Office Suite」を利用してオフィスソフトウェアの利用やコンピュータスキルを教える。
アンドラプラデシュ州では、5年契約のアウトソーシングで、外部に委託してプロジェクト全体を運行していく。システムは数カ月以内にスタートする予定。
■ URL
米NComputing
http://www.ncomputing.com/
プレスリリース(英文)
http://www.ncomputing.com/tabid/180/default.aspx?ContentID=172
( Infostand )
2008/10/14 08:55
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