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2008年Q3世界PC出荷台数は15％増、ミニノート躍進でAcerがシェア拡大－米Gartner |
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米Gartnerが10月14日（米国時間）に発表した2008年第3四半期（7月-9月期）の世界PC市場調査（暫定版）によると、総出荷台数は前年同期比15％増の8060万台。ミニノートセグメントが世界的に好調で、台湾Acerがシェアを伸ばした。 ミニノートは、とくにEMEA（欧州・中東・アフリカ）地域で伸びが著しく世界市場をけん引した。同時に北米では経済不安を受け、500ドル以下のPCへの関心が高まっているという。Gartnerのアナリストは、ミニノートはまだ新しいため「現在の低価格機種のシェアを侵食しているのか、新しい市場を開拓しているのかはまだわからない」としている。 ベンダー別シェアは、HPが18.4％で首位を維持。以下、米Dell（13.6％）、Acer（12.5％）、中国Lenovo（7.3％）、東芝（4.6％）の順。ビジネス分野の不振で打撃を受けたDellは、前年同期の14.1％から0.5ポイントシェアを落とした。Acerは台数で50％近い伸びを記録して2.8ポイント増。とくにEMEA地域ではHPを抜いてトップに躍り出た。 地域別では、EMEA地域が25.9％増となったのに対し、米国は新学期シーズンにもかかわらず売れ行きが鈍化して4.6％増にとどまった。中南米は13.2％増。日本は9.2％増。日本を除くアジア太平洋地域は13.3％増で中国の減速が響いている。 ■ ＵＲＬ 米Gartner http://www.gartner.com/ プレスリリース（英文） http://www.gartner.com/it/page.jsp?id=777613
（ Infostand ）
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