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米Microsoft、Windows Server 2008 SP2ベータ版を公開

日本語を含む5カ国語をサポート

 米Microsoftは12月2日(米国時間)、Windows Server 2008 Service Pack2(SP2)のベータ版を公開した。日本語を含む5カ国語に対応。同日より、TechNETやMSDNのユーザーに対して提供が開始された。

 10月末より、限定されたベータテスターには、テストの意味で配布されていたが、今回は、TechNETやMSDNのユーザーすべてにテストしてもらうために公開された。今回のベータ版は、SP2の機能を紹介し、互換性などのチェックを行ってもらうために、正式提供に先立って提供されるもの。

 SP2は、Windows Server 2008リリース後のバグフィックスにプラスして、

  • VIA CPUの64ビットモードのサポート
  • 無線LANのスリープモードのサポート(無線LANをオンにしていても、使用していない間は電源消費量が少なくなる)
  • Bluetooth 2.1 Feature Packの追加。最新のBluetooth規格のサポート
  • WindowsからのBlu-Rayメディアへの書き込みのサポート
  • exFATファイルシステムにおけるUTCタイムスタンプのサポート
  • Hyper-Vの正式リリース版の追加(Windows Server 2008では、Hyper-Vはベータ版だった)
  • パワー管理ポリシーの変更により、パワー消費量を10%低くする。
  • ターミナルサーバーのライセンスキーの変更

など、非常に小幅な改良となっている。

 Microsoftでは、Windows Server 2008 SP2のリリース時期に関しては、明言はされていないが、2009年4月頃を目標としているようだ。なお同時に、Windows Vista SP2ベータ版もTechNETやMSDNから提供されている。



URL
  米Microsoft
  http://www.microsoft.com/
  Announcing the Windows Vista and Windows Server 2008 Service Pack 2 Customer Preview Program (CPP)(英文)
  http://windowsteamblog.com/blogs/windowsvista/archive/2008/12/02/announcing-the-windows-vista-and-windows-server-2008-service-pack-2-customer-preview-program-cpp.aspx


( 山本 雅史 )
2008/12/03 12:22

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