オープンソースCRMの米SugarCRMは12月8日(米国時間)、他のクラウドサービスと接続してデータを取り込むツール「Cloud Connectors for SugarCRM」、SugarCRMベースのアクティビティを通知するフィード機能「Sugar Feeds」などを発表、ソーシャル要素を強化した。年内に提供を開始する。
Cloud Connectorsは、SNSのLinkedInなどサードパーティのデータをSugarで直接入手するためのコネクタ。データプロバイダーからの情報をワンクリックでプレビューできる「Cloud Views」と、どのデータをSugarCRMに接続するかを選択する「Data Merge」の2つで構成される。
これによって、見込み客情報を閲覧する際、Cloud Viewを利用して企業の情報をクラウドサービスとして入手することなどが可能になるという。
Sugar Feedsは、SugarCRM上の「Sugar Dashlet」の1つで、SugarCRM上のアクティビティを通知する。たとえば、同僚が新しい見込み客情報を作成すると、Sugar Feedsによってチームメンバーに情報が通知される。
SugarCRMは、このほか、アプリケーションの各モジュールに管理権限を与える「Sugar Module Administration」、外部Webサイトなどの情報をSugarCRMで表示する「Sugar Portal Dashlets」の2種類の管理機能も発表している。
■ URL
米SugarCRM
http://www.sugarcrm.com/
プレスリリース(英文)
http://www.sugarcrm.com/crm/about/press-releases/20081208-cloud-connectors.html
( Infostand )
2008/12/09 08:29
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