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Windowsのシェアが2カ月連続の90%割れ、Macは2ケタ目前-米Net Applications調査


 インターネットモニタリング・調査の米Net Applicationsは2008年12月度のOSおよびWebブラウザのシェアを発表した。OSはWindowsが2カ月連続で90%台を下回り、シェア減少のトレンドを明確にした。その一方、Macが10%に迫っている。

 Webに接続する人が利用するOSとWebブラウザを調べたもの。米MicrosoftのWindowsは、2008年11月に初めて90%台を割り、今月はさらに1.06ポイント下げて88.68%となった。Windowsが1ポイント以上下げるのは、データ公開を始めた2004年10月以来、初めて。前年同期は91.79%で、1年間に3ポイント以上シェアを下げている。

 米AppleのMacは、前月の8.87%からシェアを0.76ポイント上げて9.63%と2ケタ目前。前年同期からは2.32ポイントの増加で、MacがWindowsのシェアを侵食していることを裏付けた。AppleはiPhoneも好調で、12月のシェアは0.44%。iPhoneは2007年7月の発売以来、安定して増加している。Linuxは前月から0.02ポイント増の0.85%だった。

 2008年通年では、Windowsは90.73%、Macは8.03%、Linuxは0.76%、iPhoneは0.24%となった。

 Webブラウザでは、Internet Explorer(IE)が68.15%となり、2カ月連続で70%台を割った。IEが前月から1.62ポイントシェアを減らしたのに対し、Firefox(Mozilla Foundation)は2カ月連続で20%台を記録した。Firefoxのシェアは12月、前月の20.78%から0.56ポイント増やし、21.34%となった。AppleのSafariは微増傾向にあり、12月は7.93%と過去最高を記録した。



URL
  米Net Applications
  http://www.netapplications.com/
  OSのマーケットシェア
  http://marketshare.hitslink.com/operating-system-market-share.aspx?qprid=8
  Webブラウザのマーケットシェア
  http://marketshare.hitslink.com/browser-market-share.aspx?qprid=0


( Infostand )
2009/01/05 09:19

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