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開発者の2人に1人がSaaSソフトウェアを1年以内に開発予定-米Evans Data調査


 調査会社の米Evans Dataが1月12日(米国時間)まとめた調査によると、開発者の2人に1人が「今後1年以内にSaaSソフトの開発を行う」と回答。SaaSコンセプトが受け入れられていることが分かった。これに対し、クラウドコンピューティングに関連した作業比率は低かったという。

 調査結果では、51.9%が「今後1年以内にSaaSソフトウェアの開発を行う」と回答した。地域別には、北米地区で「現在SaaSソフトウェアを開発中」が最多の30%となった。アジア太平洋地区では、「今後1年以内に開発」の回答が最も多く、欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域でも53%に達した。

 一方、クラウドコンピューティング開発の比率は低く、「現在開発中」と回答した開発者は10%以下だった。「今後1年以内に開発する予定」は25%で、アジア太平洋地区では、さらにこの半分以下になるという。クラウド推進の障害について、全地域の開発者が「セキュリティ」を挙げた。

 このほかのトレンドでは、リッチインターネットアプリケーション(RIA)への関心がアジア太平洋地区で特に高く、68%が「RIA開発が作業の一部を占める」と回答。2%が「RIA開発のみを行っている」と回答した。

 仮想化では、北米地区の37%の開発者が「現在、なんらかの仮想化技術にかかわっている」と回答した。EMEA地区では、米VMwareの仮想化技術が米Microsoftよりも利用されているという。

 昨年秋、世界の主要都市で1300人の開発者を対象にインタビューを行い、開発者の技術トレンドを「Evans Data Global Development Survey」としてまとめた。



URL
  米Evans Data
  http://www.evansdata.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www.businesswire.com/portal/site/home/email/headlines/?ndmViewId=news_view&newsLang=en&beanID=2133606841&newsId=20090112005370


( Infostand )
2009/01/13 08:56

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