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米IBMと独SAP、NotesからSAPにアクセスできる共同開発製品「Alloy」を発表


 米IBMと独SAPは1月19日(米国時間)、両社の製品を連携可能にするソフトウェア「Alloy」を発表した。IBMの「Lotus Notes」からSAPデータに直接アクセスできるもので、3月にリリースする。両社が共同開発したソフトは初めて。

 Alloyは、Lotus NotesとSAPの業務アプリケーション体系「SAP Business Suite」を接続。Lotus NotesクライアントからSAPのレポート機能、調達アプリケーション、データ、PLCなどに直接アクセスできる。共通の顧客は、投資を守り、機能を拡大できるとしている。

 当初は両社からAlloyを提供し、標準ワークフローとレポートのセットとともに出荷。顧客は標準部分を自社プロセスにあわせ、Lotus DominoやSAPツールを利用してカスタマイズできる。IBM Global Servicesなど、それぞれのサービス部門がカスタマイズなどのサービスを提供する。

 IBMによると、共通の顧客は多く、同社の顧客トップ100社のほとんどがSAPを導入しているという。



URL
  米IBM
  http://www.ibm.com/
  独SAP
  http://www.sap.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/26505.wss


( Infostand )
2009/01/21 08:59

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