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米Rackable、デスクトップCPUを活用した高密度サーバーを発表


 米Rackable Systemsは1月21日(米国時間)、デスクトップPCのパーツを活用した最新のアーキテクチャ「MicroSlice」に基づくサーバー新製品を発表した。電力あたりの価格性能比を大幅に改善するという。ハードウェアベースの“物理化”(physicalization)で、TCO削減を図るとしている。価格は500ドル以下から。

 「MicroSlice」は、米AMDのデュアルコアプロセッサAthlon X2、またはトライ/クアッドコアプロセッサPhenom、それにmini-ITXまたはmicro-ATXの小型マザーボードを利用する。仮想化ソフトウェアを利用せず、ハードウェアによる“物理化”手法でTCOを削減。仮想化ソフトのためのサードパーティへの支払いが不要という。

 独自のサーバー管理モジュール「Roamer」と効果の高い電力供給技術により、ワットあたりの価格性能を最大51%改善。キャビネットには最大264台を収容可能で、サーバー設置面積を同社で最小とした。クラウドコンピューティングやWebアプリケーションに最適としている。

 同日発表したのは、クラウド向けの高密度かつファンレスの「CloudRack」シリーズとして、「TR1000-AT1」(Athlon X2を1基搭載したサーバーを最大6台収容可能)、「TR1000-ATP1」(Athlon X2、トライコアPhenom、クアッドコアPhenomのいずれかを搭載したサーバーを最大3台収容)。それに、「Half-Depth」設計の1Uサーバー「C1000-AT1」(Athlon X2)、「C1002-AT1」(同)。



URL
  米Rackable Systems
  http://www.rackable.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www.rackable.com/news/pressrelease.aspx?prid=555
  MicroSlice
  http://www.rackable.com/microslice/


( Infostand )
2009/01/23 09:00

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