米Microsoftは2月2日(米国時間)、次期OS「Windows 7」およびサーバーOS「Windows Server 2008 R2」のパートナー向けプログラム「Ecosystem Readiness Program」を発表した。OEM、ISVなどのパートナー企業はベータビルドや技術情報にアクセスできる。
独立系ハードウェアベンダー(IHV)、OEM、開発者、ISV、ODM(Original Device Manufacturer)などを対象としたプログラム。参加企業はパートナー向けサイト「Microsoft Connect」を通じて、ベータビルド、Windows Driver Kit、Windows Logo Kit、ソフトウェア開発キット(SDK)などの開発・テストツール、技術ドキュメンテーション、アプリケーションテストラボを利用できる。製品の互換性確保に必要な情報やツールをすべて提供するという。
MicrosoftのWindowsプロダクトマネジメント担当副社長、Mike Nash氏はQ&Aで、「Windows 7ではアプローチを変えて、早期段階からパートナーに情報を公開し、共に計画を進める」と述べている。最新技術を利用できるだけでなく、互換性を維持できるようアプリケーションテストラボで技術支援を提供する。この技術支援は、オンラインでも提供するとしている。
Windows 7は1月にパブリックベータ版が公開されている。Microsoftは先日、この次にはリリース候補(RC)版を1回提供し、製造工程向けリリース(RTM)に入る計画を明らかにしている。
■ URL
米Microsoft
http://www.microsoft.com/
米MicrosoftのQ&A(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/features/2009/feb09/02-02MikeNashWin7QA.mspx
( Infostand )
2009/02/04 08:59
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