米Zend Technologiesは2月5日(米国時間)、米IBMと提携し、IBMの「IBM System i」サーバー運用環境に自社Web開発セット「Zend Core」を事前インストールすると発表した。顧客はWebアプリケーションを迅速に開発できるという。
Zend Coreは、PHP開発フレームワーク「PHP Framework」、拡張機能、ライブラリ、APIなどのコンポーネントにサポートをパッケージ化したツールセット。
提携の下、「IBM Power System」向け運用環境の「System i 5.4」と「System i 6.1」にZend Coreをバンドルする。これによって、顧客はすぐにPHPを利用した開発ができ、資産をWeb対応できるほか、RIAやアプリケーションを迅速に開発するためのサポートも受けられる。さらに、オープンソースのコンテンツ管理システム「Drupal」など、PHPアプリケーションのエコシステムにもアクセスできるとしている。
両社はPHPベースの製品、サポート、サービスの提供で提携しており、12,000社以上のIBM iの顧客がIBM i向けのZend製品を利用しているという。
■ URL
米IBM
http://www.ibm.com/
米Zend Technologies
http://www.zend.com/
プレスリリース(英文)
http://www.zend.com/en/company/news/press/zend-delivers-fully-integrated-web-solution-on-ibm-i
( Infostand )
2009/02/09 09:09
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