米Oracleは2月18日(米国時間)、オンデマンド形式で営業支援やマーケティング機能を提供するCRMソリューションの最新版「Oracle CRM On Demand Release 16」に5つのアプリケーションを追加した。機能拡大により、顧客はさらなる価値を引き出せるという。
CRM On Demand Release 16は、カスタマイズ機能やパートナー機能を強化したSaaS型CRMソリューション。シングル・テナント型を追加したのが特徴で、1月27日にリリースしている。
追加したのは、「Oracle Self-Service E-Billing On Demand」「Oracle Sales Library」「Oracle CRM On Demand Deal Management」「Oracle CRM On Demand Enterprise Disaster Recovery」「Oracle AIA integration from Oracle CRM On Demand to JD Edwards EnterpriseOne」の5つ。
Self-Service E-Billing On Demandはセルフサービス型の請求書発行サービス。Sales Libraryは、営業に関連する資料を集める単一のレポジトリで、さまざまな営業チームのコラボレーションを支援する。プレゼンテーションスライドにレーティングやレビューをしたり、共有やタグをつけるSNSツールもある。
Enterprise Disaster Recoveryは、災害シュミレーションとデータベースの同期化をリアルタイムで行うもので、災害時もビジネス継続性と規制順守に影響を与えないようにする。AIA integration from Oracle CRM On Demand to JD Edwards EnterpriseOneはJD Edwards EnterpriseOneとの統合パッケージ。
■ URL
米Oracle
http://www.oracle.com/
プレスリリース(英文)
http://www.oracle.com/us/corporate/press/017920_EN
( Infostand )
2009/02/19 09:10
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