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Yahoo!が健闘、Googleが減少-米comScoreの1月検索エンジンランキング


 調査会社の米comScoreは2月18日(米国時間)、2009年1月の米国検索エンジンランキングを発表した。全体の検索件数は前月比7%増加。サービス別では、2位の米Yahoo!がシェアを同0.5ポイント伸ばして健闘した。

 同社の「qSearch」手法を用いて、米国でコア検索エンジンに対して行われた検索件数をまとめているもの。総検索件数は134億9600万件で、前月の126億5000万件から7%増加した。

 各検索サービスのシェアは、米Googleサイトが63%で圧倒的なトップながら前月から0.5ポイント落とした。逆に2位のYahoo!サイトが21%で0.5ポイント増加。以下、米Microsoftサイトが8.5%(前月8.3%)、米AOLが3.9%(同3.8%)といずれも増加した。

 検索クエリ件数はいずれも増加しており、それぞれの前月からの増加率は、Googleが6%、Yahoo!が9%、Microsoftが8%、AOLが9%だった。

 Yahoo!は今年、検索エンジン「Yahoo! Search」が5周年を迎えており、いくつかの機能強化を図っている。Googleは1月31日に検索機能が約55分間停止するという大規模な傷害が発生している。



URL
  米comScore
  http://www.comscore.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www.comscore.com/press/release.asp?press=2729


( Infostand )
2009/02/20 08:59

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