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米HPと米Sunが提携強化、「Solaris」が「ProLiant」の主要OSに
米Hewlett-Packard(HP)と米Sun Microsystemsは2月25日(米国時間)、HPがSunの「Solaris 10 Operating System」を自社サーバーライン「ProLiant」用の主要OSとしてユーザーにOEM提供する契約を結んだと発表した。
契約の下、SolarisはProLiantの主要OSに昇格し、HPはディストリビューションパートナーとしてソフトウェア技術サポートを提供する。ProLiantは、x86アーキテクチャのサーバーで、ラックマウント型とブレード型があり、他にLinuxとWindowsが主要OSとしてサポートされている。Sunは昨年、Dellとも同様の契約を結んでいる。
期間は複数年にわたり、あわせて両社はHPの管理ソフトウェア「HP Insight」とSolaris OSを統合して、使い勝手と管理機能を強化。これによって、優れた性能、拡張性、仮想化機能を持つx86サーバーを提供するとしている。
両社の提携にはSunのオープンソースへの取り組み「OpenSolaris」も含まれており、HPはOpenSolarisコミュニティへの関与を強め、機能開発と相互運用性でコラボレーションを進めるという。
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URL
米Hewlett-Packard
http://www.hp.com/
米Sun Microsystems
http://www.sun.com/
プレスリリース(英文)
http://www.sun.com/aboutsun/pr/2009-02/sunflash.20090225.1.xml
( Infostand )
2009/02/27 08:50
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