米Microsoftは2月26日(米国時間)、Windows 7の開発関連情報を公開するブログ「Engineering Windows 7」で、同OSのリリース候補(RC)版の変更内容の一部を明らかにした。公開した変更内容は、9分野計36点にのぼり、デスクトップ操作性、パフォーマンスなどを強化・改善したという。
デスクトップ操作性では10点を紹介した。サムネイルにカーソルを重ねて該当ウィンドウをプレビューする「Aero Peek」機能を、ウィンドウ切り替え機能「Windows Flip(Alt+Tab)」でも利用できるようになる。また、ショートカット、必要な情報を表示する“Needy State”、タスクバー、アプリケーションにクイックアクセスできる「Jump List」などで強化を図る。
ライブラリ/エクスプローラでは、エクスプローラのナビゲーションウィンドウでのライブラリノードへのドラッグ&ドロップ機能を削除し、ライブラリ情報を表示するヘッダを改良する。ディスクフォーマットではFAT 32もサポートする。
パフォーマンス面では、チューニングを行って、「Start Menu」が表示されるまでの時間を大幅に短縮する。「Windows Media Player(WMP)」では、コンテンツフィルタリング、デザインの一新、前回中断したところからの再生などが挙げられている。
Microsoftは今年1月にベータ版の提供を開始。2月の同ブログで、次はRC版になることを発表していた。RC版の公開時期については触れていない。
■ URL
米Microsoft
http://www.microsoft.com/
「Engineering Windows 7」ブログ(英文)
http://blogs.msdn.com/e7/archive/2009/02/26/some-changes-since-beta.aspx
( Infostand )
2009/03/02 09:06
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