米IBMは3月5日(米国時間)、データベース管理システム(RDBMS)「Informix Dynamic Server(IDS)」向けの追加機能「Informix Warehouse Feature」を発表した。Informixにある取引データをデータウェアハウス/ビジネスインテリジェンス(BI)に活用できるという。
IDSは高速なOLTPアプリケーション向けデータベースで、Informix Warehouse FeatureはIBMのデータウェアハウス・インフラを追加するオプション機能。Informixにある受注、在庫管理などの取引データを分析用に構成し、オンライン取引で利用できるようにする。
ビジュアル設計環境「Design Studio」、データウェアハウス管理のためのSQL生成ツール「SQL Warehousing Tool」、「WebSphere Application Server」、管理ツールなどで構成され、既存のInformixを活用してデータウェアハウスやBI機能を追加できる。情報へのアクセスを最大50%改善し、コストも節約できるという。
「Informix Dynamic Server 11.5」向けで、同日提供を開始した。IDS Workgroup EditionまたはIDS Enterprise Editionのライセンスが必要。
■ URL
米IBM
http://www.ibm.com/
プレスリリース(英文)
http://www-03.ibm.com/press/us/en/pressrelease/26840.wss
( Infostand )
2009/03/09 09:03
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