米Oracleは3月9日(米国時間)、調達・供給を効率的に行う業務アプリケーションをSaaS形式で提供する「Oracle Sourcing On Demand」を発表した。オンデマンドの戦略的ソーシングソリューションで、ROIを向上できるという。
Oracleの業務アプリケーションスイート「Oracle E-Business Suite Release 12」に含まれるソーシングソリューション「Oracle Sourcing」がベース。オンデマンド技術「Oracle On Demand」を利用して提供し、同社がホスティングや管理を行うSaaS製品となる。
調達プロジェクトでの交渉やコラボレーションをオンラインで行うことで、プロジェクトに最適な提案を短時間で探し、要件定義、交渉の実行、契約作成を行える。表計算やバックエンドの要求書などさまざまなデータを利用可能で、購入アプリケーション「Oracle Purchasing」との連携にも対応。長期的なコスト削減も図れるとしている。
Sourcing On Demandは、「Oracle Advanced Procurement」ソリューションの一部として提供。米メディアによると、価格は1ユーザーあたり月額850ドル(初期費用が別途必要)。
■ URL
米Oracle
http://www.oracle.com/
プレスリリース(英文)
http://www.oracle.com/us/corporate/press/017967_EN
( Infostand )
2009/03/10 08:58
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