米Oracleは4月6日(米国時間)、通信業界向け機能などを強化した異種アプリケーションのシステム統合パック新版「Oracle Application Integration Architecture (AIA)Foundation Pack 2.3」を発表した。非Oracleのアプリケーションの統合に対応し、エンドツーエンドのビジネスプロセスを作成できる。
Oracle AIAは、SOAに基づく異種アプリケーション統合基盤で、他のシステムとのプロセス連携を支援する。異種アプリケーションのシステム統合を行う「Foundation Pack」、事前定義したビジネスプロセスを含むプロセス統合パック「Process Integration Pack」(PIP)、アプリケーション統合技術体系で業界別のリファレンスモデル「Industry Reference Model」から構成される。
Foundation Pack 2.3では、通信業界向けの機能を含むビジネスユーザー向けリファレンスモデル「AIA Reference Process Model」を追加した。通信業界団体Telemanagement ForumのSIDに準拠したサービスと共通オブジェクトを提供。クロスアプリケーションのビジネスプロセス統合を行えるという。
Oracleはあわせて、6種類のPIPも発表した。Oracle Customer Hub向けの「Process Integration Pack for Oracle Customer Hub」をはじめ、Oracle Product Hub、JD Edwards EnterpriseOne、PeopleSoft Enterprise Financials、PeopleSoft Enterprise General Ledger、SAP ERP 4.6/6.0などとの統合をそれぞれ容易にする。
■ URL
米Oracle
http://www.oracle.com/
プレスリリース(英文)
http://www.oracle.com/us/corporate/press/018169
( Infostand )
2009/04/07 08:58
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