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米Brocade、エンドトゥエンドのFCoEソリューションを実現するスイッチとアダプタ
Brocade 8000
Brocade 1010 CNA
米Brocadeは4月7日(米国時間)、「Brocade 8000」スイッチと「Brocade 1010/1020コンバージド・ネットワーク・アダプタ(CNA)」から構成される、エンドトゥエンドのFCoE(Fibre Channel Over Ethernet)ソリューションを発表した。
新製品のうちBrocade 8000は、次世代Ethernet「CEE(Converged Enhanced Ethernet)」に対応した10Gbpsポート×24と、8Gbps FCポート×8をサポートするスイッチ製品。サーバーエッジで、ストレージとネットワークのポートを集約する。
一方のBrocade 1010/1020 CNAは、PCI Express対応のサーバー向けインターフェイスカード。1ポートあたり最大50万IOPSの性能を備えたシングルポート版「Brocade 1010」と、デュアルポート版「Brocade 1020」がラインアップされている。いずれも、CEE、Ethernet、およびストレージトランスポート機能を単一のリンクで提供できるため、サーバーからSANファブリック、LANとの10Gbps FCoE接続を可能にするという。
なおBrocadeでは、Brocade 1010/1020 CNAを搭載したサーバーとBrocade 8000をラック内で接続する利用法を想定しているとのこと。Brocade Data Center Fabric Managerを介した共通の管理プラットフォームにより、サーバーからストレージまでのシームレスでエンドトゥエンドのFCoE接続ソリューションを構成するとしている。
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URL
米Brocade
http://www.brocade.com/
ニュースリリース(日本語抄訳)
http://www.brocadejapan.com/news/index_press_text.php?key=20090408122736
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