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米Google、「Google App Engine」最新版でJavaに対応


 米Googleは4月7日(米国時間)、クラウドを利用したWebアプリケーションプラットフォーム「Google App Engine」の最新版を発表した。開発言語としてJavaを試験的にサポート。当初、1万人に限定したテスト運用となる。また、タスクスケジュールなどの新機能も追加した。

 App EngineはこれまでPythonしか利用できなかったが、Javaのサポートによってエンタープライズ分野で実績のあるアプリケーションが同サービス上で稼働させられるようになる。Java対応にあたっては、Javaランタイム、「Google Web Toolkit 1.6」への統合、「Google Plugin for Eclipse」などを用意した。標準のJavaAPIやライブラリを利用しており、IBM WebSphere、Tomcatなどの標準的なJ2EEサーブレットコンテナを実装できる。

 また新版では、特定の作業を定期的に実行するようスケジュール化する「Cron」のサポート、大容量データのやりとり、ファイアウォール内のデータを安全に利用できる「Secure Data Connector」などの機能が新たに加わった。大容量データのやりとりは、GB級のデータをバッチトランスファーできる機能で、同日インポート機能の提供を開始、エキスポート機能は1カ月以内に提供する。



URL
  米Google
  http://www.google.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www.google.com/intl/en/press/annc/20090804-appengine.html
  Google App Engine
  http://code.google.com/intl/ja/appengine/docs/java/overview.html


( Infostand )
2009/04/09 08:59

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