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ベンチャーの米Schooner、Web 2.0対応データアクセスアプライアンスを発表


 ベンチャー企業の米Schooner Information Technologyは4月13日(米国時間)、データセンター向けアプライアンス2機種を発表、サーバー市場に参入した。アクセスを高速化し、Web 2.0とクラウドコンピューティング環境での需要を狙う。第3四半期にボリューム出荷を開始する予定。

 データへの要求が高いデータセンター市場向けで、米IBMと提携してIBMの「System x」サーバープラットフォーム技術を採用。パフォーマンスは従来のサーバーの8倍でありあがら、電力消費と必要な床面積は通常のサーバーの8分の1で済み、TCOも60%削減できるという。

 ともに「Schooner Operating Environment(SOE)」を基盤として、最適化された米Intel製フラッシュメモリ、マルチコアプロセッサ「Nehalem」、低遅延・高速インターコネクト技術、キャッシュアプリケーションとデータアクセス最適化技術を組み合わせた。

 「Schooner Appliance for MySQL Enterprise」はWebアプリケーション向けに最適化。「Schooner Appliance for Memcached」は分散型メモリキャッシュシステム「Memcached」向けのサーバー。両機種とも512GBのSSD「Intel X25-E」と64GBメモリを搭載し、1/10ギガビットイーサーネットに対応した。

 Schoonerは、米Sun Microsystems出身のJohn Busch氏(社長兼CEO)とThomas McWilliams氏(CTO)の両氏が共同で設立したベンチャー企業。



URL
  米Schooner Information Technology
  http://www.schoonerinfotech.com/
  プレスリリース(英文)
  http://www1.schoonerinfotech.com/x109.xml


( Infostand )
2009/04/15 08:59

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