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日本IBM、カートリッジ容量300GBのテープドライブを発売
日本アイ・ビー・エム株式会社は、大容量バックアップ用途向けに、データ転送速度40MB/sec、カートリッジ容量300GBのテープドライブ「IBM 3592 TotalStorageエンタープライズ・テープ・ドライブ」のAIX、Linux、Windows対応モデルを9月12日より出荷する。価格は480万円から。
同製品は、デュアルポート2Gbpsファイバーチャネル接続を採用し、データ転送速度は最大40MB/sec。テープカートリッジ容量は非圧縮時300GB(最大圧縮時900GB)で、従来の5倍となっている。このほかサーチ速度や巻き戻し速度、サーチ/レディ時間の改善もなされた。また幅198ミリのコンパクトな筐体内に二重化電源機構を搭載し、高冗長性に対応するとともに、フレーム当たり従来の2倍のドライブ数が搭載可能となっている。
今後同社では、同製品において、データ書き込み後の再書き込みが不能でデータ消去も発生しないWORM(Write Once Read Many)機能に対応するテープカートリッジの開発、テープの始まり部分を高速アクセス用の小容量に、残りをバックアップ用の大容量として利用するカートリッジセグメンテーション、低価格で高速アクセス可能な低容量カートリッジのサポートの3つの機能拡張を図る予定。
なお、他のプラットフォーム対応モデルは10月31日より出荷される。
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URL
日本アイ・ビー・エム株式会社
http://www.ibm.com/jp/
プレスリリース
http://www-6.ibm.com/jp/NewsDB.nsf/2003/09101
テープ製品関連情報
http://www.ibm.com/jp/storage/products/tape/
( 編集部 )
2003/09/12 12:37
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