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インテル、エンタープライズ市場向け製品の最新動向説明会を開催


プラットフォーム&ソリューションズ マーケティング本部 本部長の町田栄作氏
 インテル株式会社は9月25日、同社のエンタープライズ市場向け製品の最新動向を説明する「インテル ビジネス・コンピューティング アップデートミーティング」を開催した。説明会では、米国で9月16日~18日に行われたIDF(Intel Developer Forum)で新たに発表された製品についても触れられた。

 冒頭、プラットフォーム&ソリューションズ マーケティング本部 本部長の町田栄作氏は、2003年の主な成長分野として、「コーポレート・クライアント」、「モビリティ」、「エンタープライズ」の3つを挙げた。コーポレート・クライアントについては、企業のクライアントPCの買い換え需要が始まっていると判断、2006年までのIT投資促進税制を生かし需要の喚起を行っていると説明。モビリティについては、ハードウェアのサプライヤ、セキュリティ・ソリューション、システム・インテグレータ、サービス・プロバイダ、ホットスポットを提供するロケーションなどとの密接な関係を構築し、モバイル・エコシステムの充実を行っている。

 エンタープライズについては、「IAサーバーは2003年に出荷ベースの金額でRISCサーバーを上回る」と予測。SAPの新規採用におけるIAサーバーの割合が2003年の第1四半期に65%を超えたという例を用いて、企業の基幹業務分野で採用されている実績を強調した。


2007年までの長いロードマップ提示でユーザーに安心感を与える

Itaniumプロセッサのロードマップ
 IDFで新たに発表された製品のうち同社が力を入れているItaniumプロセッサ関連では、マルチコアプロセッサのコードネーム「Tanglewood」が発表された。2006年の出荷を予定しているTanglewoodは、プラットフォーム&ソリューションズ マーケティング本部の廣田洋一氏によると、「旧Alphaチームが中心となっており、エンタープライズ製品を心底知り尽くした人が開発している」と述べた。

 Xeonプロセッサ関連では、コードネーム「Tulsa」が発表された。Tulsaはデュアルコアの製品で、2004年から2005年にかけて登場する予定。そのほか、Webサーバーなどフロントエンド向けサーバー用として発表されたのが、コードネーム「Jayhawk」。そのほか、チップセットに関しても新製品のスケジュールを発表するなど、「2007年までの長いロードマップを示すことで、ユーザーに安心感を与えられる」と、同社の幅広い製品展開について廣田氏は説明した。


Centrinoは無線LANのセキュリティ機能を向上

 Centrinoモバイルテクノロジーの無線LANセキュリティ対応状況については、通信営業本部 Wireless LAN製品&システムズ・プロダクト・マーケティング・マネージャーの梅野光氏から説明が行われた。企業が無線LAN導入にあたり懸念している事項として、梅野氏は「セキュリティに対する不安が調査結果に出ている。無線LAN導入にあたってセキュリティ問題の解決が不可欠」である点を強調。Centrinoモバイルテクノロジーで使われているワイヤレスLANのソフトウェアのアップデートが行われていることを紹介した。新しいソフトウェアでは、セキュリティ機能の向上やコードの最適化やプラットフォームでの検証、次期バージョンとの互換性が図られている。セキュリティ機能の向上について、梅野氏は「業界標準仕様のWPAへの対応やシスコシステムズが提供するCCX(Cisco Compatible Extensions ver.1.0)への対応が行われた」と述べた。

 ゲストとして招かれたシスコシステムズ株式会社のマーケティング部アドバンストテクノロジー ワイヤレスネットワーク部 部長の大金日出夫氏からはCCXについての説明が行われた。「CCXはシリコンベンダーに対し、シスコが持つ無線LANの技術を無償で提供するプログラム。第三者機関で検証ラボを用意し相互接続性を検証している」と説明、無線LAN普及のためのプログラムであることを強調した。



URL
  インテル株式会社
  http://www.intel.co.jp/


( 編集部 )
2003/09/25 22:17

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