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富士通、記憶容量が最大148.9TBのSAN対応ディスクアレイを発売
ストレージシステム事業本部 ストレージ開発統括部 統括部長 上田孝一氏
富士通株式会社は10月2日、同社のIT基盤「TRIOLE(トリオーレ)」を構成する製品として、エンタープライズシステム向けディスクアレイ「ETERNUS(エターナス)6000」4モデルを10月31日より順次販売を開始すると発表した。
ETERNUS6000はグローバルサーバーやUNIX/IAサーバーなどのさまざまなプラットホームに対応してデータを統合できるSAN(ストレージエリアネットワーク)対応ディスクアレイ。従来機種「ETERNUS GR series」に比べ、処理性能が3倍以上向上したほか、上位機種では記憶容量を最大148.9TB(テラバイト)、サーバーとの接続インターフェイスを最大64本に拡張した。
国内のストレージの出荷動向について、ストレージシステム事業本部 ストレージ開発統括部 統括部長の上田孝一氏は「ストレージ全体の出荷容量は年率約60%で伸長しており2007年には440TBに達すると見込まれている。この中でSAN環境ストレージが占める売上の割合は年率約17%で拡大している」と述べた。また、同社のシェアについては「SAN環境では約17%あり国内で第2位につけている。今後はシェア1位にあるメインフレームのシェアを堅持しつつ、SANでもトップを狙いたい」と意気込みを語った。
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URL
富士通株式会社
http://jp.fujitsu.com/
富士通ストレージシステム
http://storage-system.fujitsu.com/jp/
( 朝夷 剛士 )
2003/10/02 15:00
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