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日本HP、SANの運用管理での効率を向上するストレージ新製品を発表

管理ソフトウェアとテープライブラリ2製品、データコピーソフトの機能も強化

 日本ヒューレット・パッカード株式会社は、SANストレージ管理ソフトウェア「HP OpenView Storage Operations Manager」を11月上旬より出荷する。価格は720,000円。あわせてテープライブラリ「HP StorageWorks Extended Tape Library」2製品の10月中旬からの出荷も発表した。ESL9322が22,000,000円、ESL9595が27,000,000円で、従来の「ESL9000」シリーズ導入ユーザー向けのアップグレードオプションキットが600,000円。さらにストレージ間データ複製ソフトウェア「HP StorageWorks Continuous Access EVA」の機能強化も行った。こちらは70,000円からで、10月下旬より出荷される。

 HP OpenView Storage Operations Managerは、ディスクアレイ管理ツール「Command View EVA」とSAN環境管理ツール「HP OpenView Storage Node Manager」で構成される。ストレージネットワークに接続された各ストレージ機器の情報を自動検出してGUIで表示するため、全体の状況把握と管理、ボトルネックの特定が容易に行える。

 HP StorageWorks Extended Tape Libraryは、テープライブラリのリモート管理、セットアップおよび設定の自動化を行うもので、テープライブラリ「HP StorageWorks ESL9000」シリーズ、管理ソフトウェア「Command View ESL」およびESL9000シリーズに装着する「インターフェースマネージャ」で構成される。

 HP StorageWorks Continuous Access EVAは、EVAストレージ製品専用のデータコピーソフトウェア。EVA5000に加え、新たにEVA3000もサポートし、低価格での災害復旧ソリューション構築が可能となった。非同期モードでのデータコピー機能も追加されている。



URL
  日本ヒューレット・パッカード株式会社
  http://www.hp.com/jp/
  ニュースリリース
  http://www1.jpn.hp.com/info/newsroom/pr/fy2003/fy03-197.html


( 岩崎 宰守 )
2003/10/06 17:41

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