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サン、64ビットCPUを搭載したエントリーサーバーおよびワークステーションを発表 |
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「UltraSPARC IIIi」は、ハイエンドクラスのサーバーに搭載されている「UltraSPARC III」の技術をベースにした64ビットCPU。プロセッサの拡張性を最大4CPUに設定することにより、エントリーレベルのサーバーやワークステーションで求められる高いスループット性能や低消費電力化を低コストで実現するという。 「Sun Fire V440」は、UltraSPARC IIIiを最大4個まで搭載可能なラックマウント型サーバー。アプリケーションサーバーや分散型データベースの実行など、マルチプロセッシングによる高密度の処理能力が必要な用途向け。また、最大16GBのメモリを搭載可能で、半導体回路設計などの技術系アプリケーションにも適しているという。 「Sun Fire V250」は、UltraSPARC IIIiを最大2個まで搭載可能なタワー型サーバー。内部に最大8台のHDDを搭載できることから、中小規模企業におけるテンプレートを活用したERPや、小規模データベースの構築、電子メールサーバー、部門やプロジェクトレベルでのファイル共有などでの利用が考えられるという。 「Sun Blade 1500」は、1CPU搭載のミッドレンジクラスのデスクトップタワー型ワークステーション。UltraSPARC IIIiを搭載するワークステーションとしては最初の製品となる。また、グラフィックスカード専用のPCIバスを搭載することで、グラフィックスカードの性能を十分に引き出せる設計がなされているという。 価格は、「Sun Fire V440」が、UltraSPARC IIIi 1.062GHz（1MBキャッシュ）×2個、4GBのメモリ、36.4GB（10000回転）Ultra320 SCSI HDD×4台、AC電源×2、DVD-ROMドライブ、ラックマウントキットの構成で1,619,000円から。「Sun Fire V250」が、UltraSPARC IIIi 1.062GHz（1MBキャッシュ）×1個、512MBのメモリ、36.4GB（10000回転）Ultra160 SCSI HDD×1台、AC電源、DVD-ROMドライブ、Solaris 8 プリインストールの構成で485,000円から。「Sun Blade 1500」が、UltraSPARC IIIi 1.062GHz（1MBキャッシュ）、512MBのメモリ、80GB（7200回転）IDE HDD×1台、DVD-ROMドライブ、Sun XVR-100グラフィックス・アクセラレータ、Solaris 8 プリインストールの構成で449,000円から。
また、同社代表取締役社長であるダン・ミラー氏は、「今回の製品は、日本市場に合ったもの。多くのパートナー企業と共に積極的に販売していく」と話した。 ■ ＵＲＬ サン・マイクロシステムズ株式会社 http://sun.co.jp/ Sun Fire V440 http://jp.sun.com/products/servers/entry/v440/ Sun Fire V250 http://jp.sun.com/products/servers/entry/v250/ Sun Blade 1500 http://jp.sun.com/products/desktop/ws/sunblade1500/
（ 福浦 一広 ）
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