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Express5800/120Rd-1(左)、同Rf-2(右)
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日本電気株式会社(以下、NEC)は10月20日、IAサーバー「Express5800/120Rd-1」「同Rf-2」「Express5800/180Rd-4」3機種と、サポート契約「エクスプレス通報サービス」の強化を発表した。サーバーの価格はそれぞれ509,000円、605,000円、5,270,000円からで、エクスプレス通報サービスが2,600円/月。 なお、既存の2Wayサーバーとオプションの一部で、最大26%の値下げも行われている。
Express5800/120Rd-1は、ディスクレスタイプの1Uラックマウントサーバー。Xeon 3.20GHzを標準で1基、メモリを512MB搭載しており、最大でCPUは2基、メモリは12GBまで拡張できる。同Rf-2は、基本スペックはほぼ同じだが、ホットプラグ対応HDDを最大7台まで搭載可能で、2Uサイズとなっている。両機種とも、出荷は11月4日からの予定。
Express5800/180Rd-4は、4Uラックマウントサーバーで、こちらもディスクレスタイプ。Xeon MPの2GHzと2.80GHzのモデルが用意されており、ともにCPUは8基まで拡張可能。オプションの「16Wayアップグレードキット」を利用することで、16Wayサーバーとしても使用できるようになる。メモリ容量は標準2GB、最大64GB。出荷は10月21日から。
エクスプレス通報サービスは、CPU、メモリ、HDDなどのサーバーハードウェアの障害予兆を自動検出するとともに、インターネット経由でNECの監視センターに自動通報、さらに保守部門から契約者へコールバック連絡するもの。今回より24時間365日のサービスが用意され(保守契約24時間365日対応サービスの場合)、夜間の障害発生時でもダウンタイムを最小限にすることが可能になったという。10月20日からサービス開始となる。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0310/2001.html
( 石井 一志 )
2003/10/20 18:42
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