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iStorage NV7200シリーズ
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日本電気株式会社は10月21日、企業内の基幹業務向けハイエンドNAS製品「iStorage NVシリーズ」の新機種「iStorage NV7200S」を発表し、それに伴ってiStorage NVシリーズ全モデルでソフトウェア機能の強化を実施する。
NV7200Sは、高可用性を持つ、同社のNAS製品のハイエンドモデル。TOE(TCP/IP Offload Engine)搭載によってネットワーク使用時のCPU負荷の軽減を行うほか、Linuxベースの独自OSを採用し、他社製のバックアップソフト、ウイルス対策ソフトなどが使用可能。これら、上位機種と同等の機能を維持しながら、2ノードクラスタ標準搭載モデル「iStorage NV7200」と比べて、標準価格ベースで約55%の低価格化を実現したという。また、NV7200Sにクラスタアップグレードキットを追加適用することにより、NV7200へのアップグレードも可能。価格はNV7200Sが875万円から、クラスタアップグレードキットが805万円からで、ともに10月31日より販売される。
今回強化されたソフトウェア機能は、ネットワーク障害発生時に、故障したネットワークインターフェイスの情報を同じノード内の別のインターフェイスに引き継ぐ「ポートフェールオーバ機能」、NASに格納されているデータへのFTPによるアクセス機能、HTTPによる参照機能など。
■ URL
日本電気株式会社
http://www.nec.co.jp/
プレスリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0310/2103.html
( 石井 一志 )
2003/10/21 18:49
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