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日立、読み取り速度が従来比約2倍の床置型OCRスキャナを発表


 株式会社日立製作所 情報・通信グループは11月4日、床置型OCRスキャナ「HT-4155」を11月6日より販売を開始すると発表した。出荷は12月末を予定している。

 HT-4155はA8相当からA3サイズまでの帳票読取りができる。長さ74mm、活字数字10字を読み取る高速モード時で従来比約2倍の1分間あたり約550枚、およびA4横長帳票、手書き数字300字を読み取る標準モード時で従来比約1.5倍の1分間あたり約195枚の高速読み取りが可能。(Pentium 4 2.4GHzを搭載したPCを使った場合の計測時)なお、帳票は約1,000枚まで一度にセットできる。

 また、電源投入中であってもOCR未使用時に12W以下に消費電力を抑える低電力モードをサポートしており、国際エネルギースタープログラムに定めるスキャナの省エネルギー基準(低電力モード:12W以下)をクリアしているという。

 製品には帳票入力にも利用できるOCRソフトウェア「Friendly-OCR」が付属する。PCとの接続インターフェイスはUSB 2.0で、対応OSはWindows 2000 Profesional、Windows XP。価格は930万円から。



URL
  株式会社日立製作所
  http://www.hitachi.co.jp/
  製品情報
  http://www.hitachi.co.jp/ocr/
  ニュースリリース
  http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/031104b.html


( 朝夷 剛士 )
2003/11/04 20:17

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