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日本IBM、SAN環境でのデータ共有を高速化するファイルシステムを出荷


 日本アイ・ビー・エム株式会社は、SAN環境でのデータ共有を高速化するファイルシステム「IBM TotalStorage SANファイル・システム」(以下、SFS)を11月14日から出荷する。価格は、SANファイル・システム・ハードウェアが7,410,000円から。同ソフトウェアが6,600,000万円から。

 SFSは、同社が6月に発表したストレージ仮想化製品「IBM TotalStorageバーチャライゼーション・ファミリー」をさらに発展させたもので、UNIXやWindowsのサーバーが混在するSAN環境下で、サーバー間のファイル共有を高速に行えるもの。物理的に離れた複数の場所にあるデータでもローカルファイルのように取り扱えるため、目的別のデータファイルをそれぞれのサーバーに置く必要がなくなり、同社では、ストレージシステムの使用率向上と、管理コストの削減につながるとしている。



URL
  日本アイ・ビー・エム株式会社
  http://www.ibm.com/jp/
  プレスリリース
  http://www.ibm.com/news/jp/2003/11/11072.html
  IBM TotalStorage バーチャライゼーション・ファミリー
  http://www-6.ibm.com/jp/storage/products/virtualization/


( 岩崎 宰守 )
2003/11/07 17:55

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