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A4オールインワンノートPC「FLORA 270W」
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スリムタワーPC「FLORA 350W」
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日立製作所は、IEEE 802.11g準拠の無線LANやGigabit Ethernetなどネットワーク機能を強化した企業向けの新モデル、A4オールインワンノートPC「FLORA 270W」を11月27日から、スリムタワーPC「FLORA 350W」を12月5日から発売する。同社のWebサイト、販売代理店を通じて販売を行う。
両製品ともに、3年無償保証サービスや資産管理・配布管理ソフトウェア「JP1/NETM/DM Client FLORA Edition」が標準で付属し、同社では導入から保守運用を含むTCO削減が可能としている。
A4ノートのFLORA 270Wは、CPUにモバイルPentium 4 2.80GHz/2.66GHzを搭載するハイパフォーマンスモデルとCeleron 2.4GHzを搭載するスタンダードモデルがあり、それぞれBTOにより通信速度54MbpsのIEEE 802.11gに準拠した無線LANを内蔵できる。このほかHDDは最大で60GBを内蔵できるほか、60GBのセカンドHDDの搭載も可能。またPC2700 DDR SDRAM 256MBメモリを搭載しており、最大1GBまで拡張できる。液晶は15型SXGA+/XGA、14.1型XGAの3つから選択できる。価格はPentium 4 2.80GHz、15型SXGA+液晶、256MBメモリ、30GB HDD、Windows XP Proの構成で270,000円。
FLORA 350Wは、システムバス800MHz、HTテクノロジー対応のPentium 4 3.20GHz/2.80C GHz/2.40C GHzを採用したモデルで、それぞれGigabit Ethernetを標準装備する。Celeron 2GHzモデルでは100BASE-Tインターフェイスを装備している。幅135mm×奥行385mm×高さ364mmの省スペースのスリムタワー筐体に、3.5インチベイ×2、スリムタイプベイ×1、5.25インチベイ×1を備え、DVD-RAM/Rドライブなどの光学ドライブや増設HDDを、用途に応じて搭載できる高い拡張性を確保している。またPC2700 DDR SDRAM 256MBメモリを搭載しており、最大1GBまで拡張できる。Pentium 4モデルのみ、ATI社のRADEON 9200(64MB RAM)をBTOで搭載可能。価格はPentium 4 3.20GHz、256MBメモリ、40GB HDD、Windows XP Proの構成で223,000円。
JP1/NETM/DM Client FLORA Editionは、資産情報やシステム状態監視、アラート通知を一元管理できる「ローカルシステムビューア」機能があり、ユーザーだけでなくシステム管理者も、PCの状態を確認できるほか、アラート通知による予防保守が行える。また管理者からクライアントPCにソフトウェアやBIOSをネットワーク経由で配布できる「ソフトウェア配布」機能によりも備える。両製品ともにOSはWindows 2000/XP Proを選択可能だ。
■ URL
日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/
ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/031120.html
( 岩崎 宰守 )
2003/11/20 18:11
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