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日立製作所、最大1カ月の記録が可能な監視用デジタルHDDレコーダーを発売

最大16台までの監視カメラの接続に対応

下がDS-F221、上がVK-AC950
 株式会社日立製作所は、320GB HDDを搭載し、9台のカメラを接続可能な監視用デジタルレコーダー「DS-F221」とカメラ9台の駆動用電源ユニット「VK-AC950」を2004年1月20日に、360GB HDDを搭載して16台のカメラを接続可能な「DS-F321」を2004年2月10日に発売する。価格はDS-F221が680,000円、VK-AC950が180,000円、DS-F321が850,000円。同社では2機種ともに高効率の画像圧縮を行うことで1TB相当の映像をデジタル記録することが可能としており、各種金融機関や流通小売業といった業種のほか、コンビニエンスストアへのATMの設置や各種業態の24時間営業化、コイン駐車場などの店舗無人化によるニーズを見込んでいる。

 DS-F221/321は、BASIC画質で記録間隔を2枚/秒にした場合に約1カ月の記録が可能な監視用デジタルレコーダー。従来機種「DS-H200」の約1週間と比べて高圧縮となっている。画質は704×480ドットでの記録となるSUPER FINE/HIGH/STANDARD、352×240ドットのBASICの4段階から、記録間隔は0.03~10秒の14段階から選択できる。監視画面はカメラ台数に応じて最大16分割(F221は10分割)できるほか、映像内の人や物の動きを輪郭方向検出により検知し、映像記録や映像切り替えと連動するモーションディテクト機能を内蔵している。また2台の内蔵HDDに対するミラーリングにも対応している。このほかEthernet×1を備えており、別売のソフトウェア「DSHNET3 Ver.2.0」をインストールしたPCからの遠隔モニタリングや本体の遠隔操作も可能となっている。



URL
  株式会社日立製作所
  http://www.hitachi.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/031209.html
  防犯監視用ビデオカメラシステム
  http://www.hitachi.co.jp/bouhan/


( 岩崎 宰守 )
2003/12/10 00:00

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