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日立、ワイド液晶を装備した2スピンドルB5ノートなどを発表


FLORA 220W

FLORA 270W スリムモデル
 株式会社日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループは12月19日、企業向けB5サイズノートPC「FLORA 220W」、同A4スリムノートPC「FLORA 270W スリムモデル」の新モデルを、2004年1月9日から順次販売開始すると発表した。ビジネス向けモデルということで、全モデルともOSはWindows XP Professionalを採用し、3年間のメーカー保証が標準で提供される。

 今回発売されるFLORA 220Wは、12.1型ワイド液晶(WXGA、1,280×800)を搭載した2スピンドルのサブノートPCで、従来通りBTOに対応。ベースモデルには、CPUにFSB 400MHzのPentium M 1.50GHzを搭載したモデルと、超低電圧版モバイルCeleronの800A MHzを搭載したモデルの2つが用意された。それ以外の標準スペックは、メモリが256MB、HDDが30GB、24倍速CD-ROMドライブ×1、ネットワークインターフェイスが10Base-T/100Base-TXポート×1。またBTOによって、IEEE 802.11g無線LANや、DVD-RAM/RW/Rの書き込みに対応したマルチドライブを装備可能となっている。価格は、Celeron搭載のベースモデルが212,000円より。

 FLORA 270W スリムモデルは、薄型の2スピンドルノートPC。用意されたベースモデルは1種類のみで、こちらもBTOが可能。ベースモデルではCPUにFSB 400MHzのPentium M 1.40GHzを搭載し、256MBのメモリと、30GBのHDDを標準で装備。それ以外の標準スペックは、15型XGA液晶、24倍速CD-ROMドライブ×1、ネットワークインターフェイスが10Base-T/100Base-TXポート×1となっている。このほか、資産管理ソフト「JP1/NETM/DM Client FLORA Edition」を標準装備しており、統合システム運用管理「JP1」との連携が可能。これによって、資産情報やシステム管理を可能とするほか、ソフトウェア配布機能により、管理者PCからネットワークを通じてソフトウェアやBIOSをリモート配布できる。またBTOでは、IEEE 802.11bの無線LANや、メモリ、HDD容量などをカスタマイズ可能だ。価格は231,000円より。



URL
  株式会社日立製作所
  http://www.hitachi.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/031219.html
  FLORA
  http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/OSD/pc/flora/prod/note/


( 石井 一志 )
2003/12/19 17:04

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