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アップル、最大3.5TBのストレージシステム「Xserve RAID」を発表


 アップルコンピュータ株式会社は1月7日、最大14台のホットスワップHDDを搭載可能な3Uサイズのストレージシステム「Xserve RAID」の新モデルを1月下旬より販売を開始すると発表した。


Xserve RAID
 Xserve RAIDはUltra ATA/100 HDDをサポートするドライブベイ14基、2GBファイバーチャネルポート(SFP)を2ポート装備、スループットは最大で210MB/秒。RAIDレベルは0、1、3、5、0+1、10、30、50(10,30,50はホストベースソフトウェアRAIDが必要)をサポート。また、Javaベースの管理ユーティリティ「RAID Admin」によりWebブラウザでのリモート管理が行える。

 今回のモデルより他社製品との接続がサポートされ、異種混在環境でも利用が可能となった。サポートされるのは、Windows Server 2003、Red Hat Enterprise Linux AS/ES 2.1、Yellow Dog Linuxの各OS、VERITAS Volume Manager、Candera SCE 510ネットワークストレージコントローラー、Chapparal RAIDar Provisioning Servicesの各ツール、LSI Logic、ATTO Technologiesの各SFPホストバスアダプタ、Brocade、QLogic、Emulexの各ファイバーチャネルスイッチ。

 ラインナップには250GBのHDDを4台搭載する1.0TBモデル(699,800円)、7台搭載の1.75TBモデル(879,200円)、14台搭載の3.5TBモデル(1,297,800円)が用意される。 3.5TBモデルは1GBあたり約370円で、同社はストレージシステムとしては業界最安値としている。

 また同社は、XServerとPowerMacに対応した「Apple Fibre Channel PCIカード」を59,800円でXserve RAIDと同日に発売する。



URL
  アップルコンピュータ株式会社
  http://www.apple.co.jp/
  ニュースリリース
  http://www.apple.co.jp/news/2004/jan/07raid.html
  製品情報
  http://www.apple.co.jp/xserve/raid/


( 朝夷 剛士 )
2004/01/07 15:05

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