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SGI Altix 350
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日本SGI株式会社は、Itanium 2を最大16基搭載可能なサーバー「SGI Altix 350」を1月13日より発売する。価格は2CPU、メモリ2GBの最小構成で3,271,000円。同社ではおもに科学技術計算分野、製造業、通信事業者向けに年間1,000システムの販売を目標としている。
SGI Altix 350は、同社のLinuxサーバー「Altix 3000」シリーズのミッドレンジに位置づけられる製品。オンデマンド拡張機能によりCPU、メモリ、I/Oを個別に構成可能で、CPUはItanium 2 1.0/1.3/1.4/1.5GHzを最大16基搭載できる。またスループット6.4GB/秒の共有メモリアーキテクチャ「NUMAflex」により、各CPUがメモリにあるすべてのデータに直接アクセスが行え、メモリは最大192GBまで拡張が可能だ。このほか64ビット/100MHz PCI-Xスロット×2を備え、15,000回転 18GB×2または10,000回転 73GBのSCSI HDDを搭載する。
また同社では、LinuxとItanium 2を組み合わせたシステムで、kernel 2.4をベースにしたLinuxカーネルを基盤に、大規模な計算やデータの処理を可能にするため機能や、チューニング、運用管理のための各種ユーティリティを含む「SGI ProPack for Linux」をあわせて提供する。
■ URL
日本SGI株式会社
http://www.sgi.co.jp/
プレスリリース
http://www.sgi.co.jp/newsroom/press_releases/2004/jan/altix350.html
SGI Altix 350
http://www.sgi.co.jp/servers/altix/350/
SGI ProPack for Linux
http://www.sgi.co.jp/projects/sgi_propack/
( 岩崎 宰守 )
2004/01/14 15:51
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