株式会社マクニカは、米Castelle製品であるFAX専用アプライアンスの新バージョン「FaxPress 5.7J」と、FaxPress開発ツールキットの新バージョン「FAPI Object 5.7」の日本語版を3月15日より販売する。価格は1回線のスタンダードモデル「FaxPress SBE」が350,000円、8回線のラックマウントモデル「FaxPress 7000」が1,700,000円、FAPI Object 5.7が250,000円。
FaxPressは、アプリケーションで作成した文書をPCから直接FAX送信できるほか、WebやERP、メインフレームといった業務システムと連携し、発注書や見積書、納期回答などの帳票を自動的にFAXで送受信するシステムを構築可能なFAX専用アプライアンス。ファイリングソフトやOCRソフトとの連携による自動FAXシステムにより、ペーパーレスや業務効率向上などにも貢献する。また8回線以上で利用する場合に複数台で運用可能なロードシェアリング機能も備える。
新バージョンではWindows Server 2003を新たにサポートした。このほかWindows 2000/XPにも対応している。またオプションの開発ツール「FAPI Object」では、これまでのVisual Basicに加えて新たに.NET Frameworkでの利用が可能になったほか、ログ出力機能が追加された。
このほかのオプションとして、FAX送信履歴をデータベースに取り込み、一元管理するソフトウェア「FaxPress InfoStore」、米Citrix Systemsの「MetaFrame」と連携してターミナルサーバーに対応させる「FaxPress TSE オプションキット」もラインアップされている。
■ URL
株式会社マクニカ
http://www.macnica.co.jp/
マクニカ ネットワークス カンパニー
http://www.networks.macnica.co.jp/
プレスリリース
http://www.macnica.co.jp/press/2004/0115.html
FaxPress
http://www.networks.macnica.co.jp/faxpress/
( 岩崎 宰守 )
2004/01/15 18:28
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