株式会社ディーネットと株式会社クラスキャットは、「Sun Cobalt Qube 3 Plus」搭載ソフトウェアに独自の開発を加えた商用パッケージ「ClassCat Cute Server Manager Standard Edition 1.0」を、日本アイ・ビー・エムの株式会社の「eServer xSeries」にプリインストールしたレンタルサーバー「CobaX Enterprise Edition」を1月20日より販売する。
アプライアンスサーバーのSun Cobalt Qube 3 Plusに搭載されていたソフトウェアは、2003年7月にコードが発表され、オープンソース化されていた。CobaX Enterprise Editionは、これにクラスキャットが独自開発を加えてRed Hat 7.3/Enterprise Linux AS 2.1に移植したパッケージを、eServer xSeriesにプリインストールした1Uサイズのレンタルサーバー。ユーザーやグループ、メール、Webのほか、バックアップやアクティブモニターといった管理機能を備えており、Webサーバーとしての基本ソフトウェアコンポーネントの運用管理をWebブラウザ上で行える。
価格は、Celeron 2.0GHzと40GB HDD×2、メモリ512MBを搭載したベーシックモデルで初期費用138,000円、月額59,800円、Pentium 4 2.8GHzと40GB HDD×2、メモリ512MBを搭載したxSeries 305を用いたスタンダードモデルで初期費用148,000円、月額69,800円、Pentium 4 2.8GHzと80GB HDD×2、メモリ1GBを搭載したxSeries 305を用いたスタンダードモデルで初期費用158,000円、月額99,800円。
全モデルでIDE RAID1構成となっており、米Symantecのエンジンを利用するディーネット提供のメールウイルスチェックサービス「VIRUS GUARDMAN」の100メールアドレスライセンスが付属する。OSにはRed Hat Linux 7.3を採用している。
なお両社では無料モニターを50台限定で2月20日まで募集している。
■ URL
株式会社クラスキャット
http://www.azi.co.jp/
株式会社ディーネット
http://denet.ad.jp/
ニュースリリース
http://www.classcat.com/news2003/nr_denet_cobax.html
IBM eServer xSeries
http://www-6.ibm.com/jp/servers/eserver/xseries/
VIRUS GUARDMAN
http://vg.denet.jp/
( 岩崎 宰守 )
2004/01/20 11:40
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