F5ネットワークスジャパン株式会社は1月20日、SSL VPNアプライアンス「FirePass リモートアクセスコントローラ」に搭載されたソフトウェア「FirePass 4.0」を日本語に完全対応させ、国内での本格的な販売活動を開始したと発表した。価格は従来の英語版と同じ3,600,000円からで、パートナーを通じて販売される。
今回の日本語化では、メールや共有ファイル名などでの日本語ダブルバイト文字のほか、ユーザーと管理者向けの各GUIでの日本語/英語切り替えをサポートした。またユーザーオンラインヘルプやデスクトップアクセスで利用するソフトウェアの日本語化も行われている。
FirePassは、Javaアプレットなどを利用したSSL VPNによるリモートアクセスにより、すべてのIPアプリケーションを利用可能なアプライアンスサーバー。IPSec VPNのように専用クライアントソフトウェアが不要で、アクセスデバイスの種類によってメールのテキスト部分を自動フォーマットする機能を備えるほか、「モバイルアダプタ」によりiモード端末からのメールの送受信やファイル共有、モバイルアプリケーションへの接続も可能だ。同製品の英語版は2003年10月に発売されていたが、同社では市場の要望を受け今回の日本語化を行ったとしている。
■ URL
F5ネットワークスジャパン株式会社
http://www.f5networks.co.jp/
プレスリリース
http://www.f5networks.co.jp/ja/news/press/release040120_00.html
FirePass
http://www.f5networks.co.jp/ja/products/firepass_index.html
( 岩崎 宰守 )
2004/01/20 20:08
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